皆様はヤマアラシのジレンマという言葉を知っていますか?
もし、知らないという方はネットで調べれば、すぐに出てくるので調べてください。
調べましたか?
そうです。一般的に、ヤマアラシのジレンマと言うお話とは、
ある2匹のヤマアラシが体をくっつけて温まろうとしました。しかし、ぴったりくっつくとお互いに自分のトゲが相手を傷つけてしまいます。相手を傷つけない、ちょうど良い距離感を保つために、くっついたり離れたりして、ちょうど良い距離感を探った。
というアルトゥル・ショーペンハウアーが作った話を、人間社会に当てはめた心理用語です。
みなさんはこの話を聞いてどう思いますか?
「なるほど、確かに人間社会と一緒だ」と納得できますか?
僕は、どうしてもこのお話をすんなり受け入れることが出来ないのです。
なぜ受け入れられないのかをお話しします。
まず、ハリネズミの場合は、トゲさえなければピッタリとくっつきたいという解釈になりますよね?
人間の場合、そんなこと思ってくれる人が周りに何人いますか?少なくとも、僕にそんなこと思ってくれる相手はいません。
そして、ハリネズミの場合は、刺さってもちょっとチクッとするぐらいの痛さだったのでしょう。ちょっと刺さっても、くっついたり離れたりが何回かトライできるのですから。
人間の場合、ハリネズミのトゲとは比べ物にならないほどの、殺傷能力があるトゲの使い手がいます。トゲというか槍です。しかも、毒が塗ってあることもしばしばです。そして、その槍を振り回して突き刺しに来る人がいます。
そして、自分は近づきたくも関わりたくもなくてトゲを最大限に伸ばしていても、そのトゲをへし折りながら進んできて、ピッタリくっつこうとして来る人もいます。
このように実際の人間関係は複雑でいろんな人がいるので、ヤマアラシの話のように、くっついたり離れたりを試行錯誤しながら、いい距離感を見つけることなんてレアケースだと思います。
付き合いが長くなればお互いにトゲは少しずつ抜け落ちて行くし、最初からトゲがない人だっているでしょう。
まぁ、僕は心理学者ではないので解釈が全然違うという可能性が大ですけどね。
完全に僕の頭のなかの考えですので、間違いだらけかもしれませんがご了承ください。
なんか最近、意味が分からないブログになっていますね。
これからも、自分の頭の中の整理と文章構成の練習のために書いていこうと思うのでよろしくお願いします。次回くらいにはクスッと笑えるブログを書こうと思っております!
最後に、冒頭で紹介したアルトゥル・ショーペンハウアーという方はいろんな名言を残されたようです。
その中の一つで、僕が考えさせられた名言があります。
「謙遜というものは、平凡な能力を持つ人間の場合には単なる誠実であるが、偉大な才能のある人間の場合には偽善である。」
ごめんなさい。僕は今まで偽善者でした。今後は謙遜をやめようと思います。