最近、周りの友達に手当たり次第に「合コン開いて!」と言っていたらついにラインの返信がこなくなってきた31歳、平社員で彼女もなく、金も人望もなく、ちょっと頭がいいだけが取り柄の僕です。こんにちは。
今の僕には、ラインをする幾人かの友達より、たった1つの合コンの方が大事なのであります。
おそらく、皆様方の中にはこう思っておられる方もいることでしょう。
「馬鹿じゃないの?」
「そこまでしてもどうせ合コン開けなかったんだろ?」
いいえ、開催しました。しかも、高嶺の花だと思っていた方にダメ元で言ってみたら実現しました。
それはそれは、舞い上がって進栄商事の面々に言いふらしました。
すると、普段は温厚で優しい部長にこう言われました。
「イケメン(僕)君!女性に合コンを開いてと頼むのは失礼じゃないのかね?」
僕は、冷や汗が出ました。だって温厚で優しい部長から初めて怒られたんです。
部長は続けてこう言いました。
「もし相手の女性がイケメン(僕)君のことを好きだった場合、好きな相手から合コンを開いてと言われた女性がどんな気持ちになるか考えたことあるのかね?」
僕は、ハッとしました。そして、知らず知らずのうちに女性を傷つけていたことを恥じました。
すると、進栄商事の女性二人がこう言いました。
御局1「ないない!それはないから大丈夫!キャハハ」
御局2「部長、そんな事言うと“また”イケメン(僕)君が調子に乗りますから止めてください!」
この瞬間に、僕はお局様と事を構えることを決意したのだがそれはまた別のお話。
さて、お局様達はほっといて合コンの話に戻りましょう。
僕は、合コンの日が待ち遠しくて仕事が手に着かないほど舞い上がっておりました。
そして当日、僕の目の前には世界三大美女と見紛うほどの女性が鎮座されました。
僕から見て右から、お姉さまタイプの楊貴妃、明るくかわいい小野小町、エキゾチックで妖艶なクレオパトラといった感じでした。
まるで桃源郷にいるような夢のような時間が流れ、気付いたときには朝でした。
え?成果ですか?
絶世の美女達と食事を楽しむという一時の夢を見れたこと以上の成果があると思いますか?
そして、夢に成果を求めることはできませんもんね。
夢は見るものであって成果があるものではないですもんね?そうですよね?
僕の傷が浅く済むように皆様方「そうだ!!その通りだ!!」と言ってください。
こんな僕ですが合コンのお誘いお待ちしてます。
あ、でもブログのネタにされますけどね。